適度な距離感を楽しみたい場合は「1週間単位での連絡」が好まれます。
初めてメル友ができた時はかけがえのない嬉しさがこみ上げてくるもので、ついメールのやりとりに夢中になってしまうものです。
しかし、メールの“送り方”次第では相手からの印象を変えてしまうことはご存じでしょうか。
メールの印象を左右する上で文面は最も大きな要素ですが、文面の効果を最大限発揮するためには送り方に意識を傾ける必要があります。
「頻度」「1度のメールでの往復回数」の2項目から 相手に与える印象を考えていきましょう。
メル友ができたばかりの頃に多いのが「毎日連絡」です。
その日起こった何気ない出来事で送るような関係性で、学友のような仲の良さを味わえます。
しかし、相手によっては“毎日内容を考えなければいけない”というプレッシャーを与える場合もあることに注意しましょう。
適度な距離感を楽しみたい場合は「1週間単位での連絡」が好まれます。
多くの場合は週末のリラックスタイムに限定してメールがやりとりされ、その週に起こった出来事をだらだらとメールし合える気の置けない関係である場合が多いです。
余裕を持ってメール内容を考えられるため、心理的な負担は少ない傾向にあります。
メル友の上級者になると「1年に数回のやりとり」という人も少なくありません。
その代わりに、感情が高まった瞬間に密度の濃いやりとりが行われるため、“1日に数十~数百往復”というウエイトのやりとりが行われることもあります。
比較的相手との関係性に理解ある場合に有効的な手段なため、すでにお互い信頼し合えているケースが多いです。
「数通~数十通の往復」は、相手に与える負担が少ないです。
毎日連絡を取ったとしても「3~5往復程度」に収まっている場合は相手も気軽に返信できている可能性があります。
一方で、重めの会話や悩み相談には向いていない可能性も高く、少ない手数で相手の求めるメル友像を探っていく必要があります。
「数十通~数百通」のやりとりは情熱的な印象を与えます。
そのため、週単位、もしくは年単位の付き合いがある人がたまに行う程度の展開です。
毎日数百通送る関係性も見受けられますが、どちらか一方は負担に感じている可能性があります。
密度の濃いやりとりは適度に間隔を持たせましょう。
メールの頻度や往復回数は、相手に与える印象を左右する大きな要素です。
ライトな印象を与えたい場合は頻度も往復回数も少なく、しっかりコミュニケーションを取りたい場合は多めにしましょう。
いずれの場合も、自分だけの気持ちを押しつけてはいけません。
相手の私生活を考慮した適度な熱量をメールに込めることが大切なのではないでしょうか。