メールで文章をやりとりしていると、次第により深い段階で相手のパーソナルな情報を知りたくなってくるものです。
その際には「TEL友」へのステップアップを考えましょう。
時には電話でやりとりをする方が伝えやすい気持ちもあります。
電話番号を交換しておくだけでも選択肢が増えるものです。
実際に、私たちがTEL友にステップアップするためにはどのような手段がとれるのでしょうか。
頻繁にメールのやりとりが行われるようになれば、そのうち話題のストックもなくなってきます。
そのようなタイミングで切り出せるよう、「電話で楽しかった思い出」をストックしておきます。
お互いが電話で盛り上がった思い出を共有するうちに、関係が深まるのは言わずもがな。
今度は自分たちが電話で思い出を作る段階に移行するのは自然な流れです。
あくまで相手に警戒させずに自然と話に盛り込みましょう。
「どうしても電話じゃ表現しづらい話題」を展開するのも有効的です。
日常の出来事でも感情が大きく揺れ動いた様子を表現する場面では、どうしてもメールだと伝わりづらくなってしまいます。
「○○って出来事があったんだけど、説明しづらいから電話で話さない?」と言った具合に自然に電話に提案しましょう。
思い切って「電話しない?」と直接的に伝えてみるのも手段の1つです。
人によっては回りくどい誘い文句が苦手な場合もあります。
サバサバした女性だと「男らしくして欲しい!」と思う場合もあり、鈍感な男性は「あれ、これって誘ってるのかな?」と気づかないことも珍しくありません。
ストレートは時に最も有効な作戦になるのです。
“会う”という大きなイベントを最初に打ち出し、その後で小さな約束として電話の約束を取り付ける手段も有効的です。
心理学では「ドア・イン・ザ・フェイス」と呼ばれる手法で、仮に出会いという大きな約束が断られても、次に提案した電話という小さな話題ならば断りにくいという現象を利用します。
当初より最終的にTEL友としての関係を築く予定があるならば、思い切って「TEL友募集の掲示板」を利用する手段がオススメです。
心理学で用いられる「フット・イン・ザ・ドア」というテクニックに当てはまります。
「まずはメールから…」と言った具合に逆説的にメル友を作る方法です。
親しい間柄になったメル友は、次の段階としてTEL友へのステップアップが考えられます。
しかし、いきなり存在感が強くなる電話でのコミュニケーションは、少しハードルが高いものです。
最悪の場合は、メル友としての関係に影響が出る可能性も考えられるので、慎重に提案するようにしましょう。
自分の気持ちを大切にしながらも、相手を尊重する心構えが最も大切なのではないでしょうか。